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ブランドニュースルームとは
みなさん、こんにちは。
Mynewsdesk JapanでBusiness Developmentとカスタマーサポートを担当しているアレックスです。これまで英語圏でPRに携わってきたバックグラウンドと、Mynewsdeskでのサポート経験を活かして、気になるトピックやテーマと共有し、みなさんのお役に立ちたいと思っています。
Mynewsdeskでは、企業が『ブランドニュースルーム』を持つことができるサービスですが、
そもそも、『ブランドニュースルームとはどういうものか』について、今日はみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
企業ブランドを展開していくにあたって、大きな役割を果たすのがその企業のイメージです。
例えば、よくご存知かと思いますが、Google社はとてもユニークでエンターテイメント性のある企業文化を紹介することで、見る人を魅了し、『Googleで働いてみたい』と思わせます。
ニュースルームといえば、日本語では編集室と訳されることもありますが、編集室のイメージは、ニュースレポーターやアンカーがいて、その日のトップニュースやそれをどのように特集するかについて忙しくに議論しているところを想像しますね。
ニュースルームと呼ばれる類の場所には、いくつか別名があります。メディアセンター、プレスルームなど、他にも多数ありますが、基本的にその目的は全て同じです。
コンテンツと情報の発信地として機能し、報道する内容を解説することです。
ブランドストーリーを語るとは
さて、ニュースルームというイメージを少し持ったところで、今度はそこで語るストーリーに関して考えてみたいと思います。
「ブランドストーリーとは何のこと?」と疑問をお持ちかも知れません。全てのブランドには始まりの場所があります。小さなガレージに有志が集まってできたことであったり、創業者の揺るぎない熱意から始まったり、大手の子会社としてある目的のもとに事業化されたなど。事業の歴史や会社の大きさとは関係なく、あらゆる企業に語ることができるストーリーがあります。そのストーリーこそが、ブランドに命を吹き込むものなのです。どのビジネスも実は唯一無二で、ブランドストーリーを語ることによって、人はビジネスの軌跡、将来のビジョンについてさらに理解を深め、その企業と共に何かを取り組みたいかどうかを決定するのです。
ブランドカルチャーを伝える場所として
もちろん、消費者も顧客も人です。人間関係と同じように、人々はビジネスとしてだけでなく、個人として企業、ブランドへの関わりを求めます。そう考えると、ニュースルームというものは、企業のブランド価値について、人々がそのストーリーにふれ、自分の考え方と合うのかどうか考察できるプラットフォームになり得ます。企業のトピック、従業員のメッセージ、ちょっとした記事全てが、読む・見る人にとって、企業のイメージに関して、大きな絵を描くことにつながるのです。
情報をスッキリと整理し、伝わりやすく
ニュースルームはニュース、記事と情報の場所です。速報のニュースとコンテンツにあふれる場所でありながらも、ニュースルームが正しく機能するためには、一定のルールが必要です。信頼されるニュースルームとは、単に膨大なコンテンツを配信するだけでなく、一貫性のあるコンセプトがあり、読む人にとって効率的なつくりであることがベストです。情報の読み手は誰なのか、その人達はどこに居て、何を求めているのか考えてみましょう。例えば、タグを使って検索で見つけてもらいやすいようにする、あるいは、よく似たコンテンツを関係づけて、続けて読んでもらう。ちょっとしたことかもしれませんが、読み手を正しく理解することで、ニュースルームは最適な『ストーリーを伝えることができる場所』になります。
数字を活用して、より良いストーリーを探っていく
企業では、事実と数字に基づいた根拠を求めます。コントテンツにアクセスした人数は?クリックされた数は?などですね。Mynewdeskでは、コンテンツのパファーマンスをわかりやすく表示するバックエンドを持っていますが、数字で見える結果に対して、次にどんなコンテンツを作っていくのか、戦略に役立てることが重要です。ブランドストーリーをより効率的に伝え、共感してもらったり、問い合わせをしてもらうなど次のアクションにつなげてもらうために、結果を活用することが重要です。
いかがでしたでしょうか。
ニュースルームやコンテンツ作りは難しいことと思われがちですが、まず、最初の一歩を踏み出し、ストーリーを見つけ、コンテンツ化し、結果の振り返りまでの一連のフローに挑戦し続けていくと、次第に、ストーリーを伝えるのコツが見えてきます。
ニュースルームを活用してストーリーを考え、発信し続けていると、読者に情報を伝えられるだけでなく、企業や人について、新たな発見ができたりします。
みなさんのストーリーを楽しみにしています!
それでは、また。
Mynewsdesk Japan
Alex Hamilton