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日本電産株式会社 グローバルPRにおけるMynewsdesk活用事例

ブログ投稿   •   2020年05月08日 13:00 JST

Nidec Newsroom

京都を拠点とする世界No.1の総合モーター企業、日本電産。電気自動車(EV)のトラクションモーターの製造において、今後の成長が注目されています。

2017年からMynewsdeskを活用して情報発信に取り組んでおり、世界で存在感を広げていく日本電産にMynewsdeskのグローバルPRでの活用についてお話を聞きました。

日本電産では、グローバルでの企業ブランド確立について、どのように考えてこられたのでしょうか。


当社は部品メーカーであるため、多くの製品は、最終製品のユーザーの目に直接触れません。その意味では、スタート時点で企業の認知は高くないところから始まります。その地点から正攻法でブランド力を上げるとなると、国内だけでも莫大なリソースがかかり、ましてやグローバルでのブランド確立は金銭的観点から至難の業になります。

そこで『ターゲットを見定めてピンポイントで情報を届けるような効率的な手段』が最初のステップとして必要だと考えていました。

当社のように水平展開やM&Aを通じて多くの分野に参入し、幅広い製品ラインアップを持つ場合は、企業としてのブランドアイデンティティを定義することも一つの大きな課題です。製品の種類が多くなるため、共通する提供価値を分かりやすく伝えるような、企業としてぶれないメッセージの発信が重要だと捉えています。

Mynewsdeskの活用前、グローバルPRに関してはどのようなことに取り組んでいましたか。


Mynewsdeskを導入する前もコンテンツの多言語発信を行っていましたが、公式Webサイトしかプラットフォームがなかったため、当社のことを知っていて、自らWebサイトを見に来る人にしか情報が行き届いていなかったという課題がありました。

また、伝えたいことを一方的に送るだけでは伝わっていかないので、伝える先のニーズを理解し、持続的な関係を構築する必要性を感じており、Mynewsdeskの導入を検討し始めました。

コンテンツ準備から発信後まで、どのようなワークフローで取り組まれているのですか。


数年前から日英中のプレスリリースを同時に進められるチームを編成しており、執筆段階からMynewsdeskに掲載して、欧米向けに発信する前提で英語版を作成します。発表時間になったら、あらかじめMynewsdesk上に作成しておいたコンテンツを公開して、事前に決めておいた発信先のメディアに配信します。その後はキーワード検索のモニタリングツール(例えばGoogleアラート)を使って、メディアへの掲載状況を確認します。海外向けPRパートナーと協力して、重点メディアに直接連絡して反応を確認することもあります。取材の依頼が来た際は、事業や製品担当者と連携して回答しています。

Mynewsdeskを導入するにあたっては、発信コンテンツの確保を心配していましたが、通常の発表案件に加えて、当社への理解を促進するために、事業の戦略や業界の動きにフォーカスしたコンテンツも作成して、ブログの記事として掲載しています。記者会見、展示会、講演会などに社内の担当者が取材に出向いて制作します。このようなコンテンツについては、メディア関係者からは、当社を理解するために役立つと反応をもらっています。

Mynewsdeskを活用して、どのような効果を実感していますか。


Mynewsdeskでの発信を始めてから、メディアとの相互の関係構築も進みつつあり、欧米メディアにおける当社の認知と存在感が高まっていると実感しています。メディア間での当社の知名度が比較的低かったこともあって、当社の動きよりは製品や技術そのものが、海外記者の興味を惹けるかどうかの決め手でした。媒体の性質にもよりますが、最近は企業として注目いただいている文脈での海外メディア掲載も増えてきています。

もちろん、メディアに取り上げられるかどうかはコンテンツ次第ですが、適切な相手に届けること、その相手に企業として関心を持ってもらう関係を持っておくことが、情報発信活動を強く後押しします。

また、導入から時間がたってから気が付きましたが、Mynewsdeskに掲載したコンテンツが蓄積して資産になっていくというもう一つの大きな効果もあります。GoogleからのSEO効果によって世界中からアクセスが増えています。過去に掲載したコンテンツが検索からの流入から再び読まれて、メディアがニュース記事を執筆する際にも取り上げていただけるようになっています。短期的な成果だけではなくて、長期的な効果を発揮する、価値ある資産を築き上げているという二次効果を実感しています。

Mynewsdeskでは、”Analyze”という画面で分析結果が確認できますが、どの分析ポイントに着目していますか。


メディア関係者にどのコンテンツに興味を持っていただいたのか、その特定ができる配信コンテンツの開封状況、開封率には着しています。どのように情報にたどり着いたのか、参照ソースも確認しています。最近はコンテンツが増えるにつれて、Googleなど検索エンジンからのアクセスの比率も増えて、SEO効果によって、ニュースルームが検索で上位に上がってきていると見られる傾向があります。

Mynewsdeskは、どのような企業やPR担当者の力になりうるでしょうか。


メディアに届けたい情報があるのに届けられていない、長期的なブランド価値につながる情報資産を築き上げたい、そのような企業ならMynewsdeskを活用すると良いと思います。

グローバルでのPR活動に取り組もうとする企業にとっては、どうしても国と国の時差などの問題が出てきて、国内向けの広報活動に比べると、タイムリーなやりとりが比較的に難しくなります。この観点から、高解像度の製品写真、会社紹介資料などのアセットを一箇所に集めて、必要に応じて海外記者に使っていただけるように整備しておくというメリットは担当者にとっても大きいと思います。

今後、企業ブランドのグローバルでの認知・浸透の向上にどのように貢献していきますか。


PR活動の効果測定は、広報担当者にとって永遠のテーマだと思いますが、本格的なグローバルPRを始めてからは海外メディアからの注目度が上がっていますし、発信によって蓄積してきた情報資産が企業ブランドの浸透に寄与すると実感しています。

今後、グローバルPRの活動が、全社的な取り組みと認識され、露出やそこからのビジネスへの貢献実績を更に積み上げて、海外のグループ会社も含めて社内のあらゆる関係者に参画いただける状況につなげていくことも重要です。グループ内の体制を緊密にして、海外拠点との連携を進めることで発信コンテンツを更に豊富にしていきたいと思います。

さらに、グローバルPR活動としては、情報構造の上流にある主要な経済メディアや、各業界におけるメディア記者との関係づくりをMynewsdeskからの情報発信を通じて継続的に続けていくこと、対面取材などを通して相互の関係をより深めていくことも重要であると思います。

話:日本電産グローバルPR  Jacob Eveson氏

執筆:Mynewsdesk Japan 福井 麻里子

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